フール・キャンプ管理局がイラク難民500世帯の帰国に向けた準備を始める(2021年4月7日)

ハサカ県では、ANHA(4月7日付)によると、フール・キャンプ管理局が、キャンプに収容されているイラク難民500世帯の帰国に向けた準備を始めた。

帰国は来週から始められるという。

ANHA(4月5日付)が、キャンプ管理局による最新の統計として伝えたところによると、キャンプには60,351人(16,404世帯)が収容されている。

内訳は、イラク人30,738人(8,256世帯)、シリア人21,058人(5,619世帯)、外国人(女性、子供)8,555人(2,529世帯)。

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一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のテロ撲滅部隊(YAT)は、フール・キャンプ内で、ダーイシュ(イスラーム国)のセル摘発と治安回復を目的とした内務治安部隊(アサーイシュ)主導の「人道と治安」作戦を継続、作戦の第一段階完了(4月2日)後の4日間で47の作戦を実施、イラク人とシリア人の容疑者31人(うち女性7人)を拘束した。

AFP, April 7, 2021、ANHA, April 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2021、Reuters, April 7, 2021、SANA, April 7, 2021、SOHR, April 7, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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