ダルアー市で軍事情報局の隊員1人が何者かによって仕掛けられた地雷の爆発に巻き込まれて死亡(2021年5月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市中心概で、軍事情報局の隊員1人が何者かによって仕掛けられた地雷の爆発に巻き込まれて死亡した。

爆発ではまた、住民2人も負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、マジュダリヤー村、カンスフラ村、バーッラ村、フライフィル村、ファッティーラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるヒルバト・ナークース村、マンスーラ村および同地一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を45件(イドリブ県25件、ラタキア県12件、アレッポ県0件、ハマー県8件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は40件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を25件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 29, 2021、ANHA, May 29, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 29, 2021、Reuters, May 29, 2021、SANA, May 29, 2021、SOHR, May 29, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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