新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で44人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で153人(2021年6月15日)

保健省は政府支配地域で新たに44人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、6月15日現在の同地での感染者数は計24,904人、うち死亡したのは1,821人、回復したのは21,690人となった。

SANA(6月15日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で6月15日に新たに153人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、33人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡5人、イドリブ郡22人、ハーリム郡68人、アリーハー郡5人、アレッポ県スィムアーン山郡2人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡23人、アフリーン郡11人、アアザーズ郡12人。

これにより、同地での感染者数は計24,941人、うち回復したのは21,642人、死亡したのは692人となった。

AFP, June 15, 2021、ACU, June 15, 2021、ANHA, June 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, June 15, 2021、Reuters, June 15, 2021、SANA, June 15, 2021、SOHR, June 15, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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