ロシア難民受入移送居住センター:難民315人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は677,460人に(2021年6月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月23日付)を公開し、6月22日に難民315人(うち女性95人、子供160人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民315人(うち女性95人、子供160人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は677,460人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者282,212人(うち女性84,821人、子ども143,654人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,762,712人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は906,740人(うち女性272,097人、子供462,145人)となった。

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一方、国内避難民313人が新たに帰宅した。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は90,157人(うち女性33,586人、子供32,255人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,358,753人(うち女性416,145人、子供676,021人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, June 23, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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