ダルアー県では、シリア軍と武装解除を拒否し蜂起した元反体制武装集団メンバーの戦闘が散発的に続くなか、停戦発効に向けてシリア軍が検問所からの撤退を開始(2021年8月1日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区各所をシリア軍第4師団が砲撃した。

また、ジャースィム市のレクリエーション・スタジアム近くでは、シリア軍と武装解除を拒否し蜂起した元反体制武装集団メンバーが交戦、シリア軍が同地に増援部隊を派遣した。

一方、7月31日にロシアの仲介によって行われたシリア軍の代表と元反体制武装集団メンバーの交渉での停戦合意案に従って、空軍情報部がカルファー村、ダーイル町などに設置している検問所を撤去した。

AFP, August 1, 2021、ANHA, August 1, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2021、Reuters, August 1, 2021、SANA, August 1, 2021、SOHR, August 1, 2021などをもとに作成。

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