新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で20人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で95人(2021年8月10日)

保健省は政府支配地域で新たに20人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者8人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月10日現在の同地での感染者数は計26,136人、うち死亡したのは1,924人、回復したのは22,068人となった。

SANA(8月10日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月10日に新たに95人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、8人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡13人、ハーリム郡32人、アリーハー郡10人、アレッポ県スィムアーン山郡6人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡4人、アフリーン郡23人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計27,097人、うち回復したのは23,341人、死亡したのは727人となった。

AFP, August 10, 2021、ACU, August 10, 2021、ANHA, August 10, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2021、Reuters, August 10, 2021、SANA, August 10, 2021、SOHR, August 10, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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