シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるアレッポ県カフルタアール村などを砲撃、女性1人と子供1人が負傷(2021年8月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃し、カフルタアール村で女性1人と子供1人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して「決戦」作戦司令室も県西部のシリア軍拠点を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町、アンカーウィー村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を30件(イドリブ県14件、ラタキア県9件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は20件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を8件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, August 14, 2021、ANHA, August 14, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 14, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, August 14, 2021、Reuters, August 14, 2021、SANA, August 14, 2021、SOHR, August 14, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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