新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で70人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で278人(2021年8月17日)

保健省は政府支配地域で新たに70人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者17人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、8月17日現在の同地での感染者数は計26,479人、うち死亡したのは1,942人、回復したのは22,183人となった。

SANA(8月17日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月17日に新たに278人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、42人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡14人、イドリブ郡79人、ハーリム郡109人、アリーハー郡25人、アレッポ県スィムアーン山郡3人、ジャラーブルス郡9人、バーブ郡5人、アフリーン郡28人、アアザーズ郡6人。

これにより、同地での感染者数は計28,407人、うち回復したのは23,548人、死亡したのは734人となった。

AFP, August 17, 2021、ACU, August 17, 2021、ANHA, August 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, August 17, 2021、Reuters, August 17, 2021、SANA, August 17, 2021、SOHR, August 17, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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