新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で154人(2020年12月22日)

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で12月22日に新たに154人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、252人が完治し、2人が死亡したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡18人、イドリブ郡5人、ハーリム郡27人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡23人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡8人、アフリーン郡452人、アアザーズ郡16人。

これにより、同地での感染者数は計19,692人、うち回復したのは11,115人、死亡したのは293人となった。

AFP, December 22, 2020、ACU, December 22, 2020、ANHA, December 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, December 22, 2020、Reuters, December 22, 2020、SANA, December 22, 2020、SOHR, December 22, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts