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シリア国内の暴力(2014年5月14日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カダム区で軍と反体制勢力が13日に「停戦合意」を結び、軍が同地区で進めていた住宅の撤去作業が停止された。

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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(5月15日付)によると、国民和解中央委員会のジャービル・イーサー氏がダマスカス郊外県アドラー市ウンマーリーヤ地区で軍と反体制武装集団による「停戦合意」(12日)が13日に発効し、捕虜交換が行われたことを明らかにした。

一方、SANA(5月14日付)によると、ムライハ市郊外、ダイル・アサーフィール市、ハラスター市、アーリヤ農場、カーラ市郊外、ハーン・シャイフ・キャンプおよびその周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市旧市街のハミーディーヤ地区で、「シャッビーハ」とシリア民族社会党インティファーダ派(アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣が党首)の民兵(キリスト教徒)が交戦した。

「シャッビーハ」が同地区のキリスト教徒の住宅を接収しようとしたのが原因で、この戦闘で「シャッビーハ」1人が死亡、複数が負傷した。

一方、SANA(5月14日付)によると、アブー・ハワーディード村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ウムード・ハウラーン旅団とシリア軍が「捕虜交換」を行い、同旅団は軍兵士の遺体7体を変換、軍は身柄拘束中の女性2人と子供2人を釈放した

クッルナー・シュラカー(5月14日付)によると、捕虜交換に向けた交渉は約1ヶ月にわたり続けられてきたという。

一方、SANA(5月14日付)によると、ダルアー市ヤルムーク学校周辺、ヨルダン通りなど、ナーフタ町、ブスル・ハリール市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(5月14日付)によると、アターリブ市を軍が空爆し、20人が死亡、35人が負傷した。

一方、SANA(5月14日付)によると、アレッポ市、ザフラー地区、アシュラフィーヤ地区、シャイフ・サイード地区、ブスターン・カスル地区、ライラムーン地区、カフルジューム村、ハーン・クバイミーシュ村、アターリブ市、フライターン市、アブティーン村、ハンダラート・キャンプ、ダイル・ハーフィル市、クワイリス村、ジュッブ・ガブシャ村、バービース村、カフルハムラ村、ウワイジャ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、ARA News(5月14日付)によると、ジハード主義武装集団がワーディー・ダイフ軍事基地東部のタッラト・サワーディー軍検問所を制圧した。

一方、SANA(5月14日付)によると、ザーウィヤ山周辺、バサリーヤ村、カフルジャーリス村、カフルルーマー村、アイン・ラールーズ村、ルージュ平原で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(5月14日付)によると、ハッターブ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, May 14, 2014、AP, May 14, 2014、ARA News, May 14, 2014、Champress, May 14, 2014、al-Hayat, May 15, 2014、Kull-na Shuraka’, May 14, 2014、al-Mada Press, May 14, 2014、Naharnet, May 14, 2014、NNA, May 14, 2014、Reuters, May 14, 2014、SANA, May 14, 2014、UPI, May 14, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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