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レバノンの動き(2014年5月24日)

ミシェル・スライマーン大統領は2014年5月25日0時0分0秒の任期終了を前に、バアブダー市の大統領宮殿で退任式を行った。

Naharnet, May 24, 2014

退任式で、スライマーン大統領は「解放記念日を記念し、私は対立し合うすべての党派に国家建設のための国防戦略を確立し、民主的システムを発展させることを求める」と述べた。

スライマーン大統領はまた、国内の政治対立について「外国の干渉によって不和がもたらされた」としたうえで「会話こそが唯一の解決策だ」と訴えた。

シリアとの関係に関して、スライマーン大統領は「任期当初、我々はシリアとの外交関係樹立を実現し、両国の特別な関係を体現した…。レバノンとシリアの関係強化は、両国間の条約の再考を必要とする」と述べる一方、「バアブダー宣言(2012年6月の国民対話会合で採択)は、シリアの紛争の悪影響へのレバノンの不関与…を保障している」と強調した。

次期大統領選挙については、国民議会に対して「遅れることなく、新たな元首を選ぶ」よう求めた。

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大統領選挙(第2回投票)のための国民議会臨時会がナビーフ・ビッリー議長によって召集されたが、3月14日勢力、民主会合ブロックなど48人が議場に姿を現しただけで、定足数に達せず流会となった。

AFP, May 24, 2014、AP, May 24, 2014、ARA News, May 24, 2014、Champress, May 24, 2014、al-Hayat, May 25, 2014、Kull-na Shuraka’, May 24, 2014、al-Mada Press, May 24, 2014、Naharnet, May 24, 2014、NNA, May 24, 2014、Reuters, May 24, 2014、SANA, May 24, 2014、UPI, May 24, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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