ロシア難民受入移送居住センター:難民312人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は722,161人に(2021年11月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、11月12日に難民312人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民305人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは7人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は722,161人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者325,693人(うち女性97,881人、子ども165,817人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,468人(うち女性118,987人、子ども202,196人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は951,441人(うち女性285,526人、子供484,935人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は104,766人(うち女性40,928人、子供33,930人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,373,362人(うち女性423,487人、子供677,696人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 13, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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