ロシア難民受入移送居住センター:難民334人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は723,982人に(2021年11月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、11月18日に難民303人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民296人(うち女性88人、子供151人)、ヨルダンから帰国したのは7人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は724,285人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者327,700人(うち女性98,482人、子ども166,841人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,585人(うち女性119,023人、子ども202,257人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は953,565人(うち女性286,163人、子供486,020人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,353人(うち女性41,240人、子供33,982人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,373,949人(うち女性423,799人、子供677,749人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 19, 2021をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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