イラク・クルディスタン自治政府の治安部隊はフィーシュ・ハーブール(スィーマルカー)国境通行所で、ペシュメルガによって殺害されたPKKメンバーの息子たちの遺体引き渡しを求める抗議デモを強制排除(2021年12月15日)

シリア人権監視団によると、イラク・クルディスタン自治政府の治安部隊が、シリアのハサカ県とを隔てるティグリス川河畔のフィーシュ・ハーブール国境通行所(シリア側はスィーマルカー国境通行所)前で発生した抗議デモを強制排除した。

デモ参加者は、イラク・クルディスタン自治政府のペシュメルガによって殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)のメンバーだった息子たちの遺体の引き渡しを求めていたが、治安部隊が催涙ガスを発射するなどして、強制排除を試み、複数人が負傷、ハサカ県のマーリキーヤ市にある複数の病院に搬送された。

AFP, December 15, 2021、ANHA, December 15, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2021、Reuters, December 15, 2021、SANA, December 15, 2021、SOHR, December 15, 2021などをもとに作成。

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