ロシア難民受入移送居住センター:難民298人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は742,481人に(2022年1月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月16日に難民298人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民279人(うち女性84人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは19人(うち女性6人、子供10人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は742,481人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者345,222人(うち女性103,745人、子ども175,769人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,259人(うち女性119,228人、子ども202,611人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,828,099人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は971,761人(うち女性291,631人、子供495,302人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,685人(うち女性41,397人、子供34,088人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,281人(うち女性423,956人、子供677,854人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 17, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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