ロシア難民受入移送居住センター:難民357人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は755,508人に(2022年2月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月25日に難民357人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民351人(うち女性105人、子供179人)、ヨルダンから帰国したのは6人(うち女性2人、子供3人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は755,508人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者357,825人(うち女性107,529人、子ども182,192人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,683人(うち女性119,358人、子ども202,833人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,829,838人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は984,788人(うち女性295,545人、子供501,947人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,883人(うち女性41,477人、子供34,133人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,479人(うち女性424,036人、子供677,899人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2022をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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