ロシア国防省発表:シャーム解放機構メンバーがイドリブ県で塩素ガスを移送中に火傷を負う(2022年2月26日)

ロシア国防省は、ラタキア県のフマイミーム航空基地に設置されている当事者和解調整センターの日報を公開し、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構の「テロリスト」複数人が、イドリブ県で有毒物質を積んだコンテナを輸送している際に火傷を負ったことを確認したと発表した。

オレグ・ジュラフロフ・センター長(少将)の報告によると、シャーム解放機構は、反体制派の支配下にあるいわゆる「解放区」内のカフルルースィーン村に塩素ガスを積んだコンテナを輸送したが、適切な取り扱いを怠ったために、コンテナの一つが損傷し、有毒物質が漏出、メンバーの「テロリスト」15人が皮膚や呼吸器系に火傷を負った。

AFP, February 26, 2022、ANHA, February 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2022、Reuters, February 26, 2022、SANA, February 26, 2022、SOHR, February 26, 2022などをもとに作成。

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