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『ニューヨーク・タイムズ』はウクライナ軍兵士がロシア軍捕虜を殺害した映像が公開されたと伝える一方、ウクライナのメディアは外国人傭兵部隊のジョージア国民軍団の犯行だと主張(2022年4月6日)

『ニューヨーク・タイムズ』(4月6日付)は、4月4日にテレグラムのアカウント(Повёрнутые на Z войне 🇷🇺、https://t.me/voenacher)に、ウクライナ軍兵士がロシア軍捕虜を殺害する画像(https://t.me/voenacher/14106)が公開されたと伝えた。

ビデオでは、ウクライナ軍兵士1人が道路に横たわっているロシア軍捕虜を指さし、「まだ生きてる。この盗人どもを撮影しろ。苦しんでいやがる」などと言っている様子、負傷して倒れているロシア軍の捕虜に向けてロシア軍が銃で2発発砲した後、動き続けるこの捕虜にさらに1発銃弾を打ち込んで息の根を止める様子、血まみれになって倒れる別のロシア軍捕虜をウクライナ軍兵士がとり囲む様子、「ウクライナに栄光あれ」と叫ぶウクライナ兵士などが撮影されている。

『ニューヨーク・タイムズ』によると、写真はオデッサ市近郊のドミトリフカ村の北で撮影され、撮影日は、ロシア軍車列が要撃を受けた3月30日と見られる。

ロシア軍捕虜を殺害したウクライナ軍兵士が所属する部隊は明らかではないが、兵士の1人は、自分たちが撮影されたと思われる現場に近いベルグラフィア村の出身者だと言っている。

 

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ミスル・アル=ヤウム(4月7日付)などは、これに関して、ウクライナの複数メディアが、ロシア軍兵士を殺害したのは、ウクライナ軍ではなく外国人傭兵部隊のジョージア国民軍団だったなどと主張していると伝えた。

AFP, April 8, 2022、ANHA, April 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2022、Misr al-Yawm, April 7, 2022、The New York Times, April 6, 2022、Reuters, April 8, 2022、SANA, April 8, 2022、SOHR, April 8, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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