ハサカ県ではPYDがイラクが国境に壁を建設したことに抗議するデモを組織、ダイル・ザウル県では北・東シリア自治局に生活状況改善を求める抗議デモ発生(2022年4月12日)

ハサカ県では、ANHA(4月12日付)によると、民主統一党(PYD)と傘下・関連団体のメンバーら数百人が、フール区とイラクのニーナワー県シンジャール郡を隔てる国境地帯にイラク政府が新たに設置したコンクリート製の壁の前で抗議デモを行い、撤去を求めた。

デモ参加者は、クルディスタン労働者党(PKK)のアブドゥッラ・オジャランの写真、PYDの党旗、スィタール女性大会、「ヤズィードの家」、シンジャール防衛隊などの旗を掲げ、壁を「諸国民の墓場」と指弾、壁建設を黙認したクルディスタン自治政府のネチルバン・バールザーニー大統領一族らを批判した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるハーウィー・ヒサーン村で住民多数が抗議デモを行い、タイヤを燃やすなどして道路を封鎖、北・東シリア自治局に対して生活状況の改善を訴えた。

一方、スブハ村では、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる武装集団が、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の元隊員を殺害した。

AFP, April 12, 2022、ANHA, April 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2022、Reuters, April 12, 2022、SANA, April 12, 2022、SOHR, April 12, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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