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ロシアは、EUと国連の共催で5月9~10日に開催予定の「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会合」に、シリアとロシアの政府が招待されなかったことを「両国が出席しなければ価値はない」と非難(2022年5月7日)

ロシア外務省は声明を出し、EUと国連の共催で5月9~10日にベルギーのブリュッセルで開催が予定されている「シリア及び地域の将来の支援に関する第6回ブリュッセル会合」に、シリアとロシアの政府が招待されなかったことを「両国が出席しなければ価値はない」と非難した。

声明は、会合が、シリアにおける人道問題を政治利用せずに解決しようとする真の努力は行われることはないと非難した。

また、欧米諸国はシリア国民に一方的な制裁を科し、とりわけ米国はジャズィーラ地方やタンフ国境通行所一帯地域を違法に占領していると強調した。

そのゆえで、会合は、シリア政府と協力せずにこれまでと同じ目標を達成しようとしているだけでなく、今回は、これまで対シリア援助国会議に参加してきたロシアを招待しなかった、これまで以上に人道問題を政治利用していると非難した。

AFP, May 7, 2022、ANHA, May 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 7, 2022、Reuters, May 7, 2022、SANA, May 7, 2022、SOHR, May 7, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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