シリア民主軍がトルコ占領下のアレッポ県北部でシリア国民軍シャーム戦線の拠点を地対地ミサイルで攻撃し、戦闘員多数負傷(2022年5月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ占領下のマーリア市およびハルバル村の近郊に設置されているシリア国民軍シャーム戦線の拠点を地対地ミサイルで攻撃し、戦闘員多数が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(5月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のジャディーダ村、マアラク村、ディブス村、フーシャーン村、M4高速道路沿線を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(5月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のタウィーラ村、タッル・タウィール村を砲撃した。

AFP, May 10, 2022、ANHA, May 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2022、Reuters, May 10, 2022、SANA, May 10, 2022、SOHR, May 10, 2022などをもとに作成。

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