トルコの占領下にあるアレッポ県アフリーン市で、シリア政府への支援の意思を示したトルコのチャヴシュオール外務大臣の異例の発言に抗議するデモ(2022年7月29日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(7月30日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市やバーブ市で、シリア各地から同地に避難してきた住民が、シリア政府が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と対決するのであれば、支援を行う用意があるとのトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣の27日の異例の発言に抗議してデモを行った。

デモは、トルコの庇護を受けるシリア・イスラーム評議会が声明を出し、シリア北部のモスクの説教師に対してシリア政府のテロについての説教を行うよう呼び掛けたのを受けて発生した。

デモ参加者は「アサドのテロに勝るテロはない」などと書かれたプラカードを掲げて、抗議の意思を示した。

AFP, July 29, 2022、ANHA, July 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2022、July 30, 2022、Reuters, July 29, 2022、SANA, July 29, 2022、SOHR, July 29, 2022などをもとに作成。

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