トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のサルマーサ村を砲撃、住民2人負傷(2022年7月30日)

ハサカ県では、SANA(7月30日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のサルマーサ村を砲撃、住民2人が負傷、インフラなどが被害を受けた。

ANHA(7月30日付)によると、負傷したのは24歳と16歳の男性。

ANHAによると、トルコ軍はまたシリア国民軍とともに、タッル・タムル町近郊のタウィーラ村、タッル・タウィール村、タッル・ラバン村、クーザリーヤ村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(7月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のズィヤーラ村一帯を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域からの砲撃で、カッバースィーン村近郊のシャイフ・ナースィル(クルト・ワイラーン)村にあるシリア国民軍の拠点複数カ所が狙われ、同軍所属の末裔軍の戦闘員2人が死亡、4人が負傷した。

また、トルコ占領下のバーブ市に隣接するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, July 30, 2022、ANHA, July 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 30, 2022、Reuters, July 30, 2022、SANA, July 30, 2022、SOHR, July 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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