アレッポ県バーブ市で、シリア政府との和解を主唱するようになったトルコのエルドアン大統領やチャヴシュオール外務大臣を暗に批判する抗議デモが行われる一方、同市へのシリア軍の報復砲撃に抗議するゼネストも発生(2022年8月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、シリア政府との和解を主唱するようになったレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領やメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣を暗に批判する抗議デモが行われ、住民数百人が参加した。

デモ参加者は、「ここ数日、私たちが知っていたあなたのレッドラインは色鮮やかになっている」などと書かれ、エルドアン大統領やチャヴシュオール外務大臣を暗に批判する横断幕やプラカードを掲げて、抗議の意思を示した。

一方、マーリア市では、医療スタッフらが19日のシリア軍によるバーブ市への報復砲撃への国際社会の沈黙に抗議するデモを行った。

また、バーブ市では、犠牲者に弔意を示すためのゼネストが実施された。

AFP, August 20, 2022、ANHA, August 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 20, 2022、Reuters, August 20, 2022、SANA, August 20, 2022、SOHR, August 20, 2022などをもとに作成。

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