シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ハマー県、アレッポ県、ラタキア県で交戦(2022年11月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、ルワイハ村、フライフィル村、を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のカーヒラ村一帯などを砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県西部のカフルタアール村、タディール村、バフフィース村を砲撃し、「決戦」作戦司令室の戦闘員1人が死亡した。

一方、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるアージル村一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

 

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で地元民兵とダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが交戦し、民兵1人が死亡した。

AFP, November 10, 2022、ANHA, November 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2022、Reuters, November 10, 2022、SANA, November 10, 2022、SOHR, November 10, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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