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米仏独はトルコのシリア、イラクに対する「鉤爪」作戦を非難(2022年11月22日)

米国務省は、トルコが19日に開始したシリア北部とイラク北部に対する「鉤爪」作戦について、民間人の命を守り、ダーイシュ(イスラーム国)を敗北させるという共通の目標を支えるため、シリアでの事態悪化を止めねばならない」と表明、「イラクにおいてその主権を侵害するような調整なき軍事行動に断固として反対する」と非難した。

一方、米国防総省の高官はロイター通信(11月22日付)に対して、シリア各所に違法駐留を続ける米軍部隊が「シリアとイラクでのトルコの軍事作戦によって危険に晒されてはない」と述べた。

このほか、ジョン・カービー米国家安全保障会議(NSC)の戦略広報調整官は「鉤爪」作戦への対応に関して、ロシアと協議してはいない、と述べた。

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フランスのカトリーヌ・コロンナ外務大臣は、「テロに立ち向かうトルコの安全保障上の懸念を理解している」としつつ、「しかし、このような手段、このような方法ではない」と述べた。

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ドイツ外務省報道官も、声明で「国際法を尊重した適切な方法で対応」するようトルコに呼びかけた。

AFP, November 22, 2022、ANHA, November 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, November 22, 2022、Reuters, November 22, 2022、SANA, November 22, 2022、SOHR, November 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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