【トルコ・シリア大地震】シリア・アラブ赤新月社が前日に続いて、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区に救援物資を輸送するなか、両区の幹部はシリア軍第4師団が両区を封鎖していると非難(2023年2月20日)

アレッポ県では、SANA(2月20日付)によると、シリア・アラブ赤新月社が前日に続いて、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区に、食料、衣料品などの車輌21輌分の救援物資を輸送した。

ANHA(2月20日付)によると、両地区に輸送された物資は、UNHCRなどからシリア政府に提供された救援物資。

アワーリド検問所を通過した車列は、アフリーン・サロン前のシュカイフ地区で積み荷を降ろした。

シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区の救援委員会がANHAに明らかにしたところによると、支援物資は、毛布、クッション、ブランケット、充電器、子供副、キッチン用品など。

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しかし、北・東シリア自治局傘下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区のワラート・マアムー総合評議会共同議長はANHA(2月20日付)に対して、シリア軍第4師団が両区を封鎖し、人道支援物資の搬送を阻止していると批判した。

AFP, February 20, 2023、ANHA, February 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 20, 2023、Reuters, February 20, 2023、SANA, February 20, 2023、SOHR, February 20, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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