有志連合を指揮するテリー米陸軍中将は、シリア、イラクでの爆撃で民間人が死亡していたと初めて認める(2015年5月21日)

有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦を指揮するジェームズ・テリー米陸軍中将は声明を出し、2014年11月にシリアのイドリブ県ハーリム市一帯のイスラーム過激派に対して行った空爆で子供2人が死亡していたと認め、「意図せず人命を奪ったことを遺憾に思う」と表明した。

米国が空爆による民間人殺害を認めたのはこれが初めて。

なお、この空爆がホラサンの戦闘員を標的としてたものか否かなどについて、声明では触れられていない。

AFP, May 22, 2015、AP, May 22, 2015、ARA News, May 22, 2015、Champress, May 22, 2015、al-Hayat, May 23, 2015、Iraqi News, May 22, 2015、Kull-na Shuraka’, May 22, 2015、al-Mada Press, May 22, 2015、Naharnet, May 22, 2015、NNA, May 22, 2015、Reuters, May 22, 2015、SANA, May 22, 2015、UPI, May 22, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts