国連総会第三委員会で、シリア軍による「樽爆弾」での無差別攻撃などを批判する一方、
ダーイシュ(イスラーム国)に加えて、イラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーなどすべての外国人武装集団のシリアからの退去を求める決議が、欧米諸国、サウジアラビア、カタール、トルコなど中東諸国など115カ国の賛成で可決された。
投票には193カ国が参加し、シリア、ロシア、イラン、中国、ヴェネズエラ、北朝鮮など15カ国は反対票を投じ、レバノン、イラク、スーダンなど51カ国は棄権した。
決議案はサウジアラビアが起草、59カ国の支持のもとに提出された。
なお、決議では、サウジアラビアが軍事介入するイエメン情勢や、サウジアラビア国内の人権状況についての言及は(当然のことながら)なされていない。
AFP, November 20, 2015、AP, November 20, 2015、ARA News, November 20, 2015、Champress, November 20, 2015、al-Hayat, November 21, 2015、Iraqi News, November 20, 2015、Kull-na Shuraka’, November 20, 2015、al-Mada Press, November 20, 2015、Naharnet, November 20, 2015、NNA, November 20, 2015、Reuters, November 20, 2015、SANA, November 20, 2015、UPI, November 20, 2015などをもとに作成。
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