シリア軍の「樽爆弾」使用を非難し、ダーイシュ(イスラーム国)、イラン革命防衛隊、ヒズブッラーなどすべての外国人武装集団のシリアからの退去を求めるサウジアラビア提案の決議案が国連総会第三委員会で採択、シリア、ロシア、イラン、中国などは反対、レバノン、イラクなどは棄権(2015年11月20日)

国連総会第三委員会で、シリア軍による「樽爆弾」での無差別攻撃などを批判する一方、
ダーイシュ(イスラーム国)に加えて、イラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーなどすべての外国人武装集団のシリアからの退去を求める決議が、欧米諸国、サウジアラビア、カタール、トルコなど中東諸国など115カ国の賛成で可決された。

投票には193カ国が参加し、シリア、ロシア、イラン、中国、ヴェネズエラ、北朝鮮など15カ国は反対票を投じ、レバノン、イラク、スーダンなど51カ国は棄権した。

決議案はサウジアラビアが起草、59カ国の支持のもとに提出された。

なお、決議では、サウジアラビアが軍事介入するイエメン情勢や、サウジアラビア国内の人権状況についての言及は(当然のことながら)なされていない。

AFP, November 20, 2015、AP, November 20, 2015、ARA News, November 20, 2015、Champress, November 20, 2015、al-Hayat, November 21, 2015、Iraqi News, November 20, 2015、Kull-na Shuraka’, November 20, 2015、al-Mada Press, November 20, 2015、Naharnet, November 20, 2015、NNA, November 20, 2015、Reuters, November 20, 2015、SANA, November 20, 2015、UPI, November 20, 2015などをもとに作成。

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