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アサド大統領がダマスカスを訪問中のアフダル・ブラーヒーミー共同特別代表と会談した。
ブラーヒーミー共同特別代表は会談後、記者団に対して、「私と大統領が何を話したかは述べない。この問題(イード・アル=アドハーの休戦)について話はした。彼は私達の言葉が意図しているものを理解しただろうし、彼と彼の政府はこの点に関する見解を述べるだろう」と述べた。
また「すべての当事者が(休戦を)個別に決定すれば、それがイード中には武器を使用しないという全体の決定になるだろう」と述べた。
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一方、SANA(10月21日付)は、会談に関して、「いかなる政治的なイニシアチブ・プロセスも本質的にテロ停止の原則に基づかねばならない…」と伝え、シリアで活動するテロリストへの資金・武器援助を求める国々にテロ支援停止を求めた。
ダマスカス県では、SANA(10月21日付)などによると、バーブ・トゥーマ広場の警察署近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、13人が死亡、約30人が負傷した。
シリア人権監視団によると、アサーリー地区、ティシュリーン地区で、軍・治安部隊が反体制武装勢力と激しく交戦した。
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アレッポ県では、AFP(10月21日付)によると、アレッポ市スィルヤーン地区フランス病院近くで、爆弾がしかけられた車が自爆し、複数人が負傷した。
シリア人権監視団によると、バーブ・ナスル地区、カスタル・ハラーミー地区、バーブ・ハディード地区、ブスターン・カスル地区が砲撃を受け、ブスターン・カスル地区では反体制武装勢力の戦闘員1人が死亡した。
一方、SANA(10月21日付)によると、アレッポ市のシャイフ・ヒドル地区、スライマーン・ハラビー地区、インザーラート地区、旧市街各所、ダイル・ハーフィル市、ハーン・アサル村、アズィーザ市、マーリア市、ウワイジャ地区、マアマリー市などで、軍・治安部隊が反体制武装勢力の「浄化」を継続し、多数の戦闘員を殺傷、装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(10月22日付)によると、タッル市で軍・治安部隊の兵士が乗ったバスにしかけられた爆弾が爆発し、兵士9人が死傷した。
一方、SANA(10月21日付)によると、ムニーン町で車にしかけられた爆弾が爆発し、通行人数人が負傷した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市の南側で軍・治安部隊と反体制武装勢力が交戦した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(10月21日付)によると、ダイル・ザウル市各所で、軍・治安部隊が反体制武装勢力と交戦し、多数の戦闘員を殺傷、装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(10月21日付)によると、ヒムス市ワルシャ地区で、車にしかけられた爆弾が爆発し、反体制武装勢力の戦闘員8人が爆発に巻き込まれて死亡した。
また同市バーブ・フード地区などで軍・治安部隊が反体制武装勢力と交戦し、多数の戦闘員を殺傷した。
このほかタッルカラフ市郊外の対レバノン国境で、シリア領内への潜入を試みる反体制武装勢力戦闘員を軍・治安部隊が撃退した。
ベイルート県中心に位置する殉教者広場(ムハンマド・アミーン・モスク)で、ウィサーム・ハサン内務治安軍総局情報課長の国葬が執り行われ、ミシェル・スライマーン大統領、ナジーブ・ミーカーティー首相、フアード・スィニューラ元首相らが参列した。
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弔辞でスライマーン大統領は、ハサン情報課長が担当していたミシェル・サマーハ元情報大臣のテロ容疑事件での起訴を急ぐよう述べた。
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各紙によると、国葬には3月14日勢力の支持者「数千人」が参列した。
ウィサーム・ハサン内務治安軍総局情報課長の国葬に参加した3月14日勢力の支持者は葬儀後、首相府前でナジーブ・ミーカーティー内閣の総辞職を求めて暴徒化し、軍・治安当局に強制排除された。
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自由国民潮流代表のミシェル・アウン元国軍司令官は、ウィサーム・ハサン内務治安軍総局情報課長暗殺に関して、「一部の政治勢力が政争(の具)にしようとしている」と非難した。
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フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、ウィサーム・ハサン内務治安軍総局情報課長暗殺に関して、「これ(事件)がシリアの悲劇の延長だというこをあらゆることが示している…ようだ」と述べ、シリアの関与を推定した。
AFP, October 21, 2012、Akhbar al-Sharq, October 21, 2012、al-Hayat, October 22, 2012、Kull-na Shuraka’, October 21, 2012、al-Kurdiya News, October 21, 2012、Naharnet, October 21, 2012、Reuters, October 21, 2012、SANA, October 21, 2012などをもとに作成。
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