イラン革命防衛隊の准将、ヒズブッラー司令官がアレッポ県で死亡(2016年2月5日)

イランのタスニーム通信(2月6日付)は、イラン・イスラーム革命防衛隊のムフスィン・ガジュリヤーン准将が戦死したと伝えた。

戦死した日時については明らかにされなかったが、ガジュリヤーン准将はシリア軍のダーイシュ(イスラーム国)掃討戦の顧問をしていたという。

また同通信社によると、バスィージュの隊員6人がアレッポ県の「シーア派聖地」をめぐるタクフィール主義者との戦闘で死亡したという。

イランの複数のメディアによると過去1ヶ月で、シリア領内でのイラン・イスラーム革命防衛隊とバスィージュの隊員100人以上が戦死しているという。

ロイター通信(2月5日付)が伝えた。

**

一方、アラビーヤ(2月5日付)によると、ヌッブル市、ザフラー町包囲解除戦でヒズブッラー戦闘員を指揮していたハイダル・フライズ・マルイー司令官と戦闘員のフサイン・ハサン・ジャワードが戦死したと伝えた。

2人は数日前に死亡したという。

AFP, February 5, 2016、Alarabia.net, February 5, 2016、AP, February 5, 2016、ARA News, February 5, 2016、Champress, February 5, 2016、al-Hayat, February 6, 2016、Iraqi News, February 5, 2016、Kull-na Shuraka’, February 5, 2016、al-Mada Press, February 5, 2016、Naharnet, February 5, 2016、NNA, February 5, 2016、Reuters, February 5, 2016、SANA, February 5, 2016、Tasnim News, February 5, 2016、UPI, February 5, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts