国連のヤン・エグランド人道問題緊急援助調整官は、アレッポ市東部で籠城を続ける反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)が、国連側が提示した人道支援物資の搬入と重篤者・負傷者の搬出の案に合意したと発表した。
エグランド人道問題緊急援助調整官によると、トルコ領内およびシリア政府支配下のアレッポ市西部に現在、支援物資搬入用の車輌数百輌が待機しているとしたうえで、反体制武装集団と文書で人道支援物資の搬入と負傷者(数百人)の搬出について原則合意したことを明らかにした。
国連側が接触した反体制武装集団のなかには、シャーム・ファトフ戦線は含まれていなかったという。
エグランド人道問題緊急援助調整官はさらに、この国連案に対してロシアから口頭で承諾を得ているが、実施には文書での合意が必要だと述べた。
またシリア政府については、現在回答待ちだという。
『ハヤート』(11月25日付)が伝えた。
AFP, November 24, 2016、AP, November 24, 2016、ARA News, November 24, 2016、Champress, November 24, 2016、al-Hayat, November 25, 2016、Iraqi News, November 24, 2016、Kull-na Shuraka’, November 24, 2016、al-Mada Press, November 24, 2016、Naharnet, November 24, 2016、NNA, November 24, 2016、Reuters, November 24, 2016、SANA, November 24, 2016、UPI, November 24, 2016などをもとに作成。
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