ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、東グータ地方各所で前日に引き続き、イスラーム軍と、シャーム解放機構、ラフマーン軍団が激しく交戦するなか、サクバー市、ハムーリーヤ市、アルバイン市などで両者の戦闘に反対するデモが実施された。
複数の住民によると、デモには約5,000人が参加し、戦闘が行われているハッザ町方面に向かったが、戦闘地域近くで銃撃を受け、デモ参加者5人が負傷したという。
デモ参加者への発砲は、イスラーム軍によるものだという。
シリア人権監視団によると、過去24時間(28日)の両者の戦闘で両者の戦闘員38人以上が死亡、子供1人を含む民間人2人も巻き添えとなり、死亡しているという。
また、シリア人権監視団はその後(30日)、28、29日の戦闘で民間人と戦闘員合わせて95人以上が死亡したと発表した。
うち戦闘員は87人、イスラーム軍戦闘員は32人にのぼるという。
AFP, April 29, 2017、AP, April 29, 2017、ARA News, April 29, 2017、Champress, April 29, 2017、al-Hayat, April 30, 2017、Kull-na Shuraka’, April 29, 2017、al-Mada Press, April 29, 2017、Naharnet, April 29, 2017、NNA, April 29, 2017、Reuters, April 29, 2017、SANA, April 29, 2017、UPI, April 29, 2017などをもとに作成。
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