イスラーム軍は、ダマスカス郊外県東グータ地方でシャーム解放機構と共闘しているラフマーン軍団に向けて声明を出し、「我々は東グータでヌスラ戦線(シャーム解放機構)を解体する決意を固めた」としたうえで、シャーム解放機構を「外来思想」と非難、「イスラーム軍とラフマーン軍団の意見の相違がどれほどのものであろうと…、我々はあなた方からの支援を欲している」と和解を呼びかけた。
イスラーム軍はサウジアラビアの支援を受けている。
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これに先立ち、イスラーム軍のヤースィル・ドアルワーン政治局長は29日、ダマスカス郊外県東グータ地方でのシャーム解放機構、シャーム軍団との戦闘に関して音声声明(https://youtu.be/K2bHCzG5wu4)を出し、同地で活動するラフマーン軍団、ウンマの曉旅団、シャーム自由人イスラーム運動に対し、シャーム解放機構を排除するための共闘を呼びかけた。
ダルワーン政治局長は「今日、グータ地方は「外来思想」から解放されつつある。すべての武装勢力の同胞たちよ、我々と手をとりあって、グータの民のためのこの機会を活かそう。この「外来思想」を排除しよう」と呼びかけた。
AFP, April 30, 2017、AP, April 30, 2017、ARA News, April 30, 2017、Champress, April 30, 2017、al-Hayat, May 1, 2017、Kull-na Shuraka’, April 30, 2017、al-Mada Press, April 30, 2017、Naharnet, April 30, 2017、NNA, April 30, 2017、Reuters, April 30, 2017、SANA, April 30, 2017、UPI, April 30, 2017などをもとに作成。
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