シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の幹部(法務委員会メンバー)でサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏とムスリフ・ウルヤーニー氏の2人は共同声明を出し、委員会を脱会すると発表した。
声明で、両名は「最近の戦闘における法務委員会の行き過ぎ、一部幹部がシャリーア実践を拒否する音声データの流出以降…、我々が一部のシャイフとともに提起した断固たる措置を通じて、麻痺状態を改革するための蜂起が不可避となった」にもかかわらず、これが結実しなかったと非難、「我々がこの組織にいても、目的を達成できないことが分かったがゆえに、我々はシャーム解放機構からの脱会を告知する必要が生じた」と述べている。
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シャーム解放機構のハーシム・シャイフ(アブー・ジャービル)総司令官は、アブドゥッラー・ムハイスィニー氏とムスリフ・ウルヤーニー氏の脱会に関して、テレグラムを通じて声明を出し、両名を「無様だ」と非難した。
クッルナー・シュラカー(9月12日付)が伝えた。
AFP, September 12, 2017、ANHA, September 12, 2017、AP, September 12, 2017、ARA News, September 12, 2017、Champress, September 12, 2017、al-Hayat, September 13, 2017、Kull-na Shuraka’, September 12, 2017、al-Mada Press, September 12, 2017、Naharnet, September 12, 2017、NNA, September 12, 2017、Reuters, September 12, 2017、SANA, September 12, 2017、UPI, September 12, 2017などをもとに作成。
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