SANA(10月10日付)は、シリア軍の前線司令官の話として、同盟部隊の支援を受けるシリア軍部隊が、ダマスカス郊外県南東部、スワイダー県東部の対ヨルダン国境地帯のすべての丘陵地帯と監視所(第154監視所~第197監視所)を含む1万2,000平方キロメートルの地域から「テロリスト」を排除し、同地を制圧したと伝えた。
同地は、ヒムス県タンフ国境通行所を不法に占拠し、拠点化している米国など有志連合の支援を受ける反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)が5月から勢力拡大を試みていた。
だが、ロシアと米国・ヨルダンの合意に基づき、これらの武装集団はヨルダンに撤退、ないしはダイル・ザウル県でのダーイシュ(イスラーム国)との戦いに転戦した。
AFP, October 10, 2017、ANHA, October 10, 2017、AP, October 10, 2017、ARA News, October 10, 2017、Champress, October 10, 2017、al-Hayat, October 11, 2017、Kull-na Shuraka’, October 10, 2017、al-Mada Press, October 10, 2017、Naharnet, October 10, 2017、NNA, October 10, 2017、Reuters, October 10, 2017、SANA, October 10, 2017、UPI, October 10, 2017などをもとに作成。
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