ハマー県タッル・ミルフ村一帯での戦闘で重傷を負い、8日に死亡したイッザ軍ヒムス・アディーヤ旅団司令官で「革命のサヨナキドリ」ことアブドゥルバースィト・サールート氏の葬儀が、トルコ国境に近いイドリブ県ダーナー市で執り行われた。
サールート氏の遺体は、ハマー県北部から一旦トルコのハタイ県レインハル市に移送されたのち、イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を経由して再入国、母親や親戚、数十人の活動家の出迎えを受けた。
遺体は家族らとともに、サルマダー市を経由し、ダーナー市に運ばれ、市内にあるアブドゥッラフマーン・モスクで葬儀が行われた。
ドゥラル・シャーミーヤ(6月9日付)、ザマーン・ワスル(6月9日付)、オリエント・ニュース(6月9日付)などによると、レインハル市、バーブ・ハワー国境通行所では、シリア難民やトルコの住民数千人が遺体を出迎え、シリア革命のスローガンなどを連呼した。
また、トルコのイスタンブール市、ガジアンテップ市でもサールート氏を悼む集会が行われた。
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イドリブ県を中心とする反体制派支配地域の軍事・治安権限を掌握し、イッザ軍と共闘関係にあるシャーム解放機構は声明を出し、サールート氏に弔意を示した。
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