ワタド石油社は、シリア救国内閣が所轄する石油製品総局への登録条件を満たさなかったとして事業停止処分を受けることになったのを受け、会社を解散すると発表した。 ワタド石油社は、2017年に創業し、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るいわゆる「解放区」で灯油、ガソリンなどの燃料供給を担ってきた。 ワタド石油社の解散を受け、「解放区」の燃料供給は、認可を受けたアラブ社、サラーム社、ラフマ社、タイイバ社、イッティハード社、アーラミーヤ社が担うことになるという。 シリア人権監視団が伝えた。 AFP, October 28, 2022、ANHA, October 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 28, 2022、Reuters, October 28, 2022、SANA, October 28, 2022、SOHR, October 28, 2022などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.