「シリア難民・避難民の帰還に関する国際会議」の第5回シリア・ロシア合同会合に参加するためにシリアを訪問中のロシアの代表団は、シリア側の代表団とともに、アサド大統領と会談、会合の成果について報告した。 https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid0xtPe1BijBde8m5K63z2YsKsxwAuDz1AfJ4rLhtYKrtcXctUx1xfvMv5fYnBgrZmQl SANA(10月20日付)によると、アサド大統領は、アレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使を団長とするロシアの代表団に対して、両国の大使や交換を通じて、今回の会合での成果をフォローアップする仕組みを構築し、国民レベルでの統合を創出するには、文化・教育分野での強要が重要だと強調した。 アサド大統領はまた、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ウクライナのヘルソン、ザボリージャ両州のロシアへの編入を問う国民投票の成功に祝意を示すとともに、シリア国民が同地でのロシアの特別軍事作戦を、シリアでの「テロとの戦い」と同様に注視し続け、ロシアが行っている戦争が国際社会のバランス回復に資するものと見ていると述べた。 SANA(10月20日付)が伝えた。 AFP, October 20, 2022、ANHA, October 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2022、Reuters, October 20, 2022、SANA, October 20, 2022、SOHR, October 20, 2022などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.