イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。 「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。 一方、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村、バイニーン村近郊の森林地帯を砲撃した。 ** ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、クライディーン村を砲撃した。 ** アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯を砲撃した。 AFP, September 4, 2022、ANHA, September 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2022、Reuters, September 4, 2022、SANA, September 4, 2022、SOHR, September 4, 2022などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.