アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が、アフリーン市郊外のカーフ村で、米軍の教練を受けトルコからシリア領内に入っていた「穏健な反体制派」の第30師団の戦闘員5人を新たに拉致した。
ヌスラ戦線が第30師団の戦闘員を拉致するのは、7月30日(http://syriaarabspring.info/?p=21164)に続いて2度目。
シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、ヌスラ戦線は3日にカーフ村に設置されているシリア人避難民キャンプを襲撃し、第30師団の戦闘員5人を拉致したという。
拉致された戦闘員が5人以上におよぶ可能性もあるという。
またイドリブ県でも3日、トルコ国境に位置するアティマ村のシリア人避難民キャンプの入り口で、ヌスラ戦線が第30師団のものと思われる車輌に対して発砲し、乗っていた女性1人が重傷を負った、という。
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クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、米軍の教練を受けた第30師団メンバーを捜索するとして、アナダーン市にある「命じられるがまま進め」連合の本部に突入し、銃撃戦となった。
ヌスラ戦線は、「命じられるがまま進め」連合に対して第30師団メンバーの引き渡しを要求し、「命じられるがまま進め」連合がこれに応えたことで、事態は収束した。
ヌスラ戦線は、第30師団メンバー1人を拘束、連行したという。
拘束された第30師団メンバーは、イドリブ県ザーウィヤ山出身で、第30師団から脱走し、潜伏していたという。
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ロイター通信(8月4日付)は、米国の複数の匿名高官の話として、7月31日に、ヌスラ戦線と思われる武装集団との戦闘(http://syriaarabspring.info/?p=21177)により、米軍の教練を受けた「穏健な反体制派」戦闘員1人が死亡したと伝えた。
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