トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はサウジアラビア訪問に先立ってイスタンブールのアタテュルク国際空港で記者会見を行い、シリア北部からの撤退は、同地でテロと戦っているがゆえに受け入れられないと述べた。 エルドアン大統領は以下の通り述べた。 我々はシリアとの扉を閉ざす立場にはない。 我々はアサド大統領と会談に反対はしていない。それは可能だ。すべては彼らの我々へのアプローチ方法にかかっている。 残念だが、今のところ、アサド大統領とトルコがシリア北部から撤退して欲しいと考えている。しかしそうしたことはあり得ない。我々はそこでテロと戦っているからだ。 同地からの脅威に常に晒されているのはトルコだ。アサド大統領は他の国に対しても同じ表現を用いることができるのか? できない。だから我々は公正なアプローチを待っているのだ。 アナトリア通信(7月17日付)が伝えた。 #Canlı: Cumhurbaşkanı Erdoğan, Suudi Arabistan'a hareketi öncesinde Atatürk Havalimanı’nda basın toplantısı düzenliyor https://t.co/qrlfIoj82z — AA Canlı (@AACanli) July 17, 2023 AFP, July 17, 2023、 Anadolu Ajansı, July 17, 2023、ANHA, July 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 17, 2023、'Inab Baladi, July 17, 2023、Reuters, July 17, 2023、SANA, July 17, 2023、SOHR, July 17, 2023などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.