ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、2月15日に難民330人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは難民318人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは12人(うち女性4人、子供6人)。 これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は752,076人となった。 内訳は、レバノンからの帰還者354,483人(うち女性106,525人、子ども180,489人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,593人(うち女性119,330人、子ども202,786人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。 43カ国で難民登録したシリア人の数は6,825,142人。 なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は981,356人(うち女性294,513人、子供500,197人)となった。 ** 一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。 2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,864人(うち女性41,472人、子供34,123人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,460人(うち女性424,031人、子供677,889人)。 https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3160687427507325 Ministry of Defence of the Russian Federation, February 16, 2022をもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.