ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月10日に難民301人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは難民290人(うち女性87人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは11人(うち女性3人、子供6人)。 これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は740,567人となった。 内訳は、レバノンからの帰還者343,377人(うち女性103,192人、子ども174,831人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,190人(うち女性119,206人、子ども202,574人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。 43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。 なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は969,847人(うち女性291,056人、子供494,327人)となった。 ** 一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。 2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,659人(うち女性41,390人、子供34,075人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,255人(うち女性423,949人、子供677,841人)。 https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3134776106765124 Ministry of Defence of the Russian Federation, January 11, 2022をもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.