ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、10月14日に難民338人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは27人(うち女性8人、子供14人)。 これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は713,089人となった。 内訳は、レバノンからの帰還者317,083人(うち女性95,291人、子ども161,430人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,996人(うち女性118,844人、子ども201,951人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。 43カ国で難民登録したシリア人の数は6,800,865人。 なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は942,359人(うち女性282,793人、子供480,303人)となった。 ** 一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。 2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は102,617人(うち女性39,685人、子供33,671人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,371,213人(うち女性422,315人、子供677,458人)。 https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3066464300262972 Ministry of Defence of the Russian Federation, October 15, 2021をもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.