ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、アスタナ16会議に参加するために訪れているカザフスタンの首都ヌルスルタン(旧アスタナ)で記者会見を行い、周辺諸国からシリアへの越境(クロスボーダー)人道支援を行うことを定めた国連安保理決議第2165号(2014年採択)が7月10日に失効することに関して、「我々は当然、この仕組みを終了させ、延長しないことを主張している。なぜなら、役に立たないからだ」と述べた。 AFP, July 7, 2021、ANHA, July 7, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 7, 2021、Reuters, July 7, 2021、SANA, July 7, 2021、SOHR, July 7, 2021などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.