アサド大統領は、シリアを訪問中のイラクのファーリフ・ファイヤード内閣国家安全保障担当顧問兼人民動員評議会議長と会談し、ムスタファー・カーズィミー首相からの親書を受け取った。 SANA(5月6日付)によると、親書は、二国間関係、両国にとっての懸案事項、政治・安全保障分野にかかる新たな情勢、「テロとの戦い」への両国の対応、国境地帯におけるテロの温床の撲滅などについて言及されていたという。 会談では、中東の地域情勢、課題について意見が交わされ、二国間での連携・協議の継続の必要が確認された。 [embed]https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4183231255054008[/embed] AFP, May 6, 2021、ANHA, May 6, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2021、Reuters, May 6, 2021、SANA, May 6, 2021、SOHR, May 6, 2021などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.