イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村一帯、ファッティーラ村、バイニーン村、フライフィル村を砲撃した。 「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。 一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。 AFP, January 23, 2021、ANHA, January 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 23, 2021、Reuters, January 23, 2021、SANA, January 23, 2021、SOHR, January 23, 2021などをもとに作成。 (C)青山弘之 All rights reserved.