在シリア日本大使館は、フェイスブックを通じて、ハマー県サラミーヤ市にあるサアーン・キブリー学校の再整備を、日本国民の支援とアーガー・カーン財団との協力により実施したと発表した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
『マアレヴ』、イスラエルの軍事ジャーナリストのドロン・カドシュ氏のXのアカウントなどによると、12月8日にアフマド・シャルア移行期政権の支配地域各所で開催された解放記念日の祝賀イベントを撮影した映像において、同政権の軍部隊がイスラエルへの敵意を露わにし、ユダヤ人を虐殺する意図を明確に叫んでいる様子が確認された。
פרסמנו אצל @efitriger
תיעודי חיילי הצבא הסורי קוראים נגד ישראל, הדיונים במערכת הביטחון – והדרישה הישראלית מהמשטר: ״מצפים מכם לגנות״
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ביום השנה לנפילת משטר אסד והקמת המשטר הסורי החדש אתמול – במערכת הביטחון ניטרו מהרשתות הגלויות תיעודים, שבהם נראים חיילי צבאו של… pic.twitter.com/uSZDe5XYY8
— דורון קדוש | Doron Kadosh (@Doron_Kadosh) December 9, 2025
映像には、首都ダマスカスなどを更新した軍の兵士らは、「ハイバル、ハイバル、ユダヤ人よ、ムハンマドの軍が戻る」、「ガザ、ガザ、それがスローガンだ。勝利と揺るぎなき立場」、「私はおまえのもとへ行くぞ、我が敵よ」、「おまえの血から弾薬を作り、おまえの血で川を満たす」、「「ガザ、ガザ、ガザは象徴、占領と破壊、昼も夜も」など、イスラエルを敵視するスローガンを連呼する様子が映し出されている。
Additional Footage shows Syrian army under Jolani’s command chanting “Khaybar, Khaybar, Ya Yehud!”, (“Oh Jews, the army of Muhammad will return.”) https://t.co/kWpnKku33W pic.twitter.com/l1M2QaweRz
— Open Source Intel (@Osint613) December 9, 2025
Syrian Army chants on the first anniversary of Assad’s fall
“Gaza, Gaza, our rallying cry,
Victory and steadfastness, night & dayWe rise against you, enemy, we rise,
From mountains of fire we make our way.
From my blood I forge my ammunition,
From your blood, rivers will flow” pic.twitter.com/pxEKB1e9TZ— Visegrád 24 (@visegrad24) December 9, 2025
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シリア民主軍は、公式サイトを通じて声明を出し、ダイル・ザウル県スーサ町近郊のマラーシダ村で、同軍部隊がダーイシュ(イスラーム国)のセルの攻撃を受け、これに応戦、1人を殺害、1人を負傷させた。
また、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の特殊部隊が米主導の有志連合と連携して、県内で特殊作戦を実行し、フール・キャンプで子供たちに対する訓練を指導していたダーイシュの軍事司令官(アミール)1人と、この司令官が率いるセルのメンバー2人を拘束した。
シリア民主軍(公式サイト)が10日に発表したところによると、シリア民主軍が拘束したのは、「アブー・ズバイル」「サマーク」と呼ばれる軍事アミールを含む3人。

このほか、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町に至る街道で、ダーイシュのセルが石油タンカーに向けて実弾を発射し、タンカーは全焼した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ラタキア市のユダヤ地区で、イスラーム過激派を象徴する旗とシリア国旗を掲げた武装グループが乗っていた車からアラウィー派の若者(ムラード・マフルーズ氏)を銃撃、若者は病院に運ばれたものの、数時間後に死亡した。
車輛は、解放記念日の祝賀を装い、カフェでの仕事を終えて徒歩で帰宅していた若者を呼び止め、「お前はアラウィーか?」と質問し、彼が「はい」と答えた瞬間、胸部へ向けて至近距離から発砲したという。
これに関して、シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、
フェイスブックを通じて以下の通り発表した。
このテロ体制は犯罪を隠すことすらできない。
彼らは「痛ましい事故」という嘘の後ろに隠れるため、
遺体を引き渡す条件として沈黙を求めた。
しかし、アッラーはその裁きを、
真実を語るその口に授けられた。
もはや裁判は必要ない。
「私はアラウィーだ」と言うだけで殺され、
自らの血と最後の鼓動で
殉教の証を書き記すことになる。
――殉教者 ムラード・ムハンマド・マフルーズ、
あなたの魂に、そしてすべての殉教者の魂に、安らぎあれ。
一方、内務省(フェイスブック)によると、県のないんム治安部隊は、アブドルアズィーズ・アフマド准将を逮捕した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団、内務省(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権の麻薬取締部隊がアレッポ市内のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区で治安作戦を行い、麻薬の売買・流通に関与した容疑で3人を逮捕、43,000錠のカプタゴンを押収した。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて、議長を務めるガザール・ガザール師の呼びかけに呼応して、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県西部各所で「尊厳スト」が2日目に突入したと発表した。
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シリア人権監視団によると、ゼネストは、ラタキア県のラタキア市およびその周辺、ジャブラ市およびその周辺、タルトゥース県のタルトゥース市、バーニヤース市、サーフィータ市、ドライキーシュ市、シャイフ・バドル市、ハマー県のミスヤーフ市一帯、ヒムス市一部地域および郊外で実施された。
これに対して、アフマド・シャルア移行期政権の当局は、教育機関や行政機関のストライキに対抗するため、職員らに全面出勤を義務付け、違反者には解雇を含む懲罰措置を科すとする通達、休暇許可の停止、欠勤の黙認禁止といった措置を講じている。
シリア人権監視団によると、タルトゥース市では、アラウィー派住民を脅迫する宗派扇動的な落書き が複数の商店に書かれているのが確認されたほか、移行期政権支持者がアラウィー派が居住数地域で、空に向けて発砲するなどの事例も報告されている。
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SANAによると、解放記念日の祝賀イベントが一部地域で続いた。
イドリブ県ガドファ村
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ダルアー県ジーザ町
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ダルアー県ブスル・ハリール市
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クナイトラ県では、SANAによると、装甲車1台とハンヴィー1台から成るイスラエル軍部隊がアドナーニーヤ村からジャッバー村とハーン・アルナバ市方面に侵入、サラーム高速道路に一時検問所を設置した。
SANAによると、イスラエル軍部隊は、検問所で民間人に向けて実弾や催涙弾を発射、これにより3人が負傷した。
SANAによると、これを受けて、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊などが、負傷者に対する救護活動を行った。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍が検問所を設置し、民間車輛と住民の通行を遮断したのは、ジュバーター・ハシャブ村とハーン・アルナバ市を結ぶ道路、ジャッバー村とハーン・アルナバ市を結ぶ道路、首都ダマスカスとハーン・アルナバ市を道路。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊はその後撤退、負傷した3人は国立ゴラン病院に搬送された。
シリア人権監視団によると、内務治安部隊は検問所近くを通過する際、「アッラー・アクバル」などと連呼し、威嚇した。
シリア人権監視団によると、負傷したのはシリア政府軍の兵士。
一方、イナブ・バラディーによると、負傷したのは、ハムザ・ダッバーク氏、ムハンマド・ダッバーク氏、ナースィル・バクル氏で、このほかにも民間人が発砲を受けたが、容体は不明。
また、SANA、シリア人権監視団によると、ハーン・アルナバ市で、住民らがイスラエル軍の侵入と住民に対する発砲に抗議する抗議デモを行った。
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シリア人権監視団によると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)が県南部のイッシャ村を訪問し、現地視察を行った。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者および外務在外居住者省の幹部らを迎え、解放記念日の祝意を表明、国際社会におけるシリアの存在感強化に向けた取り組みを称賛した。
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SANAによると、シャルア暫定大統領はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子(首相)と電話会談を行った。
電話会談では、ムハンマド皇太子が解放記念日に祝意を表すとともに、二国間関係の現状と、協力拡大の可能性、地域・国際情勢、シリアの安定・治安・経済回復への取り組みについて意見が交わされた。
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SANAによると、シャルア暫定大統領は、バーレーンのハマド・ビン・イーサー・アール・ハリーファ国王から解放記念日を祝う祝電を受け取った。
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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シリア国連常駐代表部は、ニューヨークで解放記念日を祝う式典を開催し、国連加盟国の代表や国際機関の高官らを招待した。
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